~闇を歩んできた少女の軌跡~
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私が色々な子供騙しを信じなくなったのは幼稚園の頃なのよね。
サンタクロースを信じていた私に、クラスメイトの子が真実を明かしてくれたわ。
それはクリスマスに行われた、幼稚園のお泊り会の時のこと。
サンタが一人一人にプレゼントを手渡すという、ありがちなシチュエーションにも素直に喜んでいた私。
そして、クリスマス会が終わり教室に戻ってみんなで布団の中へ入ったとき、私をクラスメイトの男の子が呼んでくれたの。
呼ばれるままに教室から出た私達は、シューズを履いて洗い場の水道の影に隠れながらクリスマス会が行われた大部屋を見守っていたわ。
すると、暫くして片付けが済んだのか先生方を含めた大人達が出てきたの。
そこにはサンタの姿もあったわ。
そのサンタは幼稚園の送迎バスに乗り込んでいったのよね。
それから数分後、降りてきたのは普通の大人だったわ。
白い髭もなければ、赤い服でもない、何処にでもいそうな大人だったのよ。
その時、彼はこう言ったわ。
それから私は七夕の短冊に書いた願いも、親が可能な範囲で叶えてくれているのだということを悟ったの。
でも、不思議と失望は沸かなかったわ。
寧ろ、感謝したくらいよ。
私達子供の為に、色々と考えてくれ、実行してくれている両親の有り難さ。
大切なものを持っている人って、とても暖かいのね。
愛する者を守り抜く為に、命を投げ出せるというのも、正しいとは言わないけれどとても暖かいのね。
その暖かさを忘れることなく生きられたら、私はどうなっていたのかしら。
本当は知らなければ良かったと考えてしまうの。
人の心には本当に醜い感情が内在してしまっているということを。
そして、可能ならば変えてしまいたいと思ってしまうの。
その感情の捌け口が、私になってしまったという過去を。
それでも過去へ戻ることも、過去を変えることも、決して叶わないのに、ね。
サンタクロースを信じていた私に、クラスメイトの子が真実を明かしてくれたわ。
それはクリスマスに行われた、幼稚園のお泊り会の時のこと。
サンタが一人一人にプレゼントを手渡すという、ありがちなシチュエーションにも素直に喜んでいた私。
そして、クリスマス会が終わり教室に戻ってみんなで布団の中へ入ったとき、私をクラスメイトの男の子が呼んでくれたの。
呼ばれるままに教室から出た私達は、シューズを履いて洗い場の水道の影に隠れながらクリスマス会が行われた大部屋を見守っていたわ。
すると、暫くして片付けが済んだのか先生方を含めた大人達が出てきたの。
そこにはサンタの姿もあったわ。
そのサンタは幼稚園の送迎バスに乗り込んでいったのよね。
それから数分後、降りてきたのは普通の大人だったわ。
白い髭もなければ、赤い服でもない、何処にでもいそうな大人だったのよ。
その時、彼はこう言ったわ。
「ほらね、サンタクロースなんて子供騙しで実際には親がプレゼントを用意しているんだよ」
と。それから私は七夕の短冊に書いた願いも、親が可能な範囲で叶えてくれているのだということを悟ったの。
でも、不思議と失望は沸かなかったわ。
寧ろ、感謝したくらいよ。
私達子供の為に、色々と考えてくれ、実行してくれている両親の有り難さ。
大切なものを持っている人って、とても暖かいのね。
愛する者を守り抜く為に、命を投げ出せるというのも、正しいとは言わないけれどとても暖かいのね。
その暖かさを忘れることなく生きられたら、私はどうなっていたのかしら。
本当は知らなければ良かったと考えてしまうの。
人の心には本当に醜い感情が内在してしまっているということを。
そして、可能ならば変えてしまいたいと思ってしまうの。
その感情の捌け口が、私になってしまったという過去を。
それでも過去へ戻ることも、過去を変えることも、決して叶わないのに、ね。
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プロフィール
HN:
ルーナ
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/09/05
職業:
大学生
趣味:
言乃葉紡ぎ
自己紹介:
私は病気なのよ。
認めたくなくて、今までずっと目を逸らして生きてきたの。
私は普通の子なのだと自身に言い聞かせてずっと無理をしてきたわ。
精神科に通いたくはなかったわ。
それは私自身の人格の否定になると思っていたから……
でも、それは違うのよね。
精神科に通うことができる人は強いと思うの。
自身が病気であることを認められるということでしょう。
そうは言っても、やはり精神科に通うことへは大きな抵抗があるわ。
それでも私は認めようと思うの。
私は病気なのだということを。
弱い自分に負けないためにも、私は自身の病気と向き合い、克服しなければならないと決めたの。
精神科には頼らず、私自身の力で前へ進むわ。
魔女の告白。
私はいつから変わってしまったのかしら。
過去を綴るということ、それは痛みでしかないわ。
それでも、過去と向き合うことで病気の原因を突き止め、過去からの鎖を断ち切り生きていこうと思うの。
それは暗鬱で先の見えない闇の中を歩んできた少女の軌跡。
今まで出会った全ての人へ、愛と感謝を込めて。
できるのでしょうか。
私に全てを許し、全てを愛することが。
認めたくなくて、今までずっと目を逸らして生きてきたの。
私は普通の子なのだと自身に言い聞かせてずっと無理をしてきたわ。
精神病
精神科に通いたくはなかったわ。
それは私自身の人格の否定になると思っていたから……
でも、それは違うのよね。
精神科に通うことができる人は強いと思うの。
自身が病気であることを認められるということでしょう。
そうは言っても、やはり精神科に通うことへは大きな抵抗があるわ。
それでも私は認めようと思うの。
私は病気なのだということを。
弱い自分に負けないためにも、私は自身の病気と向き合い、克服しなければならないと決めたの。
精神科には頼らず、私自身の力で前へ進むわ。
魔女の告白。
私はいつから変わってしまったのかしら。
過去を綴るということ、それは痛みでしかないわ。
それでも、過去と向き合うことで病気の原因を突き止め、過去からの鎖を断ち切り生きていこうと思うの。
それは暗鬱で先の見えない闇の中を歩んできた少女の軌跡。
今まで出会った全ての人へ、愛と感謝を込めて。
できるのでしょうか。
私に全てを許し、全てを愛することが。
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