~闇を歩んできた少女の軌跡~
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表には出さないようにしていたけれど、嫌いなものもあったわ。
例えば、いつも自分がヒーロー役でいい気になっている子。
自分が偉い訳でもないのに、親が役員だからという理由で威張る子。
嫌なことも沢山あるのよ。
何でもすぐに人のせいにしてみたり、ちょっとしたことでさも相手が悪いかのように言いつけたりする子も嫌いだったわ。
でも、一番許せなかったのは友達を傷付けられることね。
例えそれが言葉でも、私は迷わず蹴りを入れていたわ。
相手が誰であろうと関係なかったのよ。
同学年であろうと、上級生であろうと、男の子でも女の子でも、私には些細なことでしかなかったのかも知れないわね。
大切なものを守るために、私は力を振るっていたの。
幼い子によく見られる勘違いよね。
力こそ全てで、力で物事を解決しようとする。
力は大切なものを守るだけでなく、大切なものを傷付けもするということを、この頃の私はまだ知らなかったの。
知らなくて当然だったと思うわ。
私が力を振るうのは友達を傷付けた相手にだけだったのだから。
幼い頃は私と一緒にいれば身の安全が保障されるという安易な問題だったのよ。
だから私の周りには人が集まっていたわ。
私は常に人の輪の中心にいたの。
それがやがて失われる時が来るということは想像もできなかった愚かな私は、世界に染み一つ目にしていなかったのね。
いつから私は世界の汚れを目にするようになってしまったのかしら……
例えば、いつも自分がヒーロー役でいい気になっている子。
自分が偉い訳でもないのに、親が役員だからという理由で威張る子。
嫌なことも沢山あるのよ。
何でもすぐに人のせいにしてみたり、ちょっとしたことでさも相手が悪いかのように言いつけたりする子も嫌いだったわ。
でも、一番許せなかったのは友達を傷付けられることね。
例えそれが言葉でも、私は迷わず蹴りを入れていたわ。
相手が誰であろうと関係なかったのよ。
同学年であろうと、上級生であろうと、男の子でも女の子でも、私には些細なことでしかなかったのかも知れないわね。
大切なものを守るために、私は力を振るっていたの。
幼い子によく見られる勘違いよね。
力こそ全てで、力で物事を解決しようとする。
力は大切なものを守るだけでなく、大切なものを傷付けもするということを、この頃の私はまだ知らなかったの。
知らなくて当然だったと思うわ。
私が力を振るうのは友達を傷付けた相手にだけだったのだから。
幼い頃は私と一緒にいれば身の安全が保障されるという安易な問題だったのよ。
だから私の周りには人が集まっていたわ。
私は常に人の輪の中心にいたの。
それがやがて失われる時が来るということは想像もできなかった愚かな私は、世界に染み一つ目にしていなかったのね。
いつから私は世界の汚れを目にするようになってしまったのかしら……
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プロフィール
HN:
ルーナ
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/09/05
職業:
大学生
趣味:
言乃葉紡ぎ
自己紹介:
私は病気なのよ。
認めたくなくて、今までずっと目を逸らして生きてきたの。
私は普通の子なのだと自身に言い聞かせてずっと無理をしてきたわ。
精神科に通いたくはなかったわ。
それは私自身の人格の否定になると思っていたから……
でも、それは違うのよね。
精神科に通うことができる人は強いと思うの。
自身が病気であることを認められるということでしょう。
そうは言っても、やはり精神科に通うことへは大きな抵抗があるわ。
それでも私は認めようと思うの。
私は病気なのだということを。
弱い自分に負けないためにも、私は自身の病気と向き合い、克服しなければならないと決めたの。
精神科には頼らず、私自身の力で前へ進むわ。
魔女の告白。
私はいつから変わってしまったのかしら。
過去を綴るということ、それは痛みでしかないわ。
それでも、過去と向き合うことで病気の原因を突き止め、過去からの鎖を断ち切り生きていこうと思うの。
それは暗鬱で先の見えない闇の中を歩んできた少女の軌跡。
今まで出会った全ての人へ、愛と感謝を込めて。
できるのでしょうか。
私に全てを許し、全てを愛することが。
認めたくなくて、今までずっと目を逸らして生きてきたの。
私は普通の子なのだと自身に言い聞かせてずっと無理をしてきたわ。
精神病
精神科に通いたくはなかったわ。
それは私自身の人格の否定になると思っていたから……
でも、それは違うのよね。
精神科に通うことができる人は強いと思うの。
自身が病気であることを認められるということでしょう。
そうは言っても、やはり精神科に通うことへは大きな抵抗があるわ。
それでも私は認めようと思うの。
私は病気なのだということを。
弱い自分に負けないためにも、私は自身の病気と向き合い、克服しなければならないと決めたの。
精神科には頼らず、私自身の力で前へ進むわ。
魔女の告白。
私はいつから変わってしまったのかしら。
過去を綴るということ、それは痛みでしかないわ。
それでも、過去と向き合うことで病気の原因を突き止め、過去からの鎖を断ち切り生きていこうと思うの。
それは暗鬱で先の見えない闇の中を歩んできた少女の軌跡。
今まで出会った全ての人へ、愛と感謝を込めて。
できるのでしょうか。
私に全てを許し、全てを愛することが。
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